・沖縄を訪れるにあって
今週末、沖縄に仕事関係の会議で行くことになっている。
沖縄に訪れるのは今回が2回目で、
前回は4年前に(社)日本青年会議所関東地区協議会の事業、
「日米地位協定について」考える沖縄ミッションの際であった。
今回は時間の関係で色々なところを見て回ることはできないが、
前回は、嘉手納基地やひめゆりの塔、平和祈念公園などを見て回ったことを記憶している。
沖縄は先の戦争で地上戦が行われた地である。
そして、終戦後はアメリカの統治下に入り、
昭和47年に日本に返還された後も、多くの米軍基地が存在している。
嘉手納基地の中に入ったが、
車は右側通行、標識はアメリカのものと言った具合で
中に一歩入ればアメリカであった。
そんな日本であって日本でない状況を見たのが4年前の訪問であった。
今回改めて考えてみた。
4年前と沖縄がおかれている状況に変化があるかと言えば否である。
色々な事がスピーディーに動く時代にあってである。
それだけ沖縄の抱えている問題は大きいといえばそれまでなのだろうが、
今回沖縄に行くことをきっかけに考える機会を得たが、
何とももどかしい思いがする。
(2010.11.10)
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