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 理事長メッセージ

一般社団法人深谷青年会議所 第52代理事長 宇田貴秀

地域の未来の為に ~夢・希望・笑顔~

【はじめに】
2006年1月1日、1市3町が合併し現在の深谷市が誕生し、今年で10年の節目を迎えます。市町村合併に先立ち、歴史と伝統を築いて来られた深谷青年会議所の諸先輩方は、地域社会の諸問題に対し、行政や地域の皆様と共に手を携え、地域のこれからを想う青年として、JCだから出来る事を率先して運動を展開されてきました。その時代時代を支え続けられた足跡を振り返り、伝統の継承と時代のニーズに応えながら、地域の魅力を再確認すると共に、郷土愛の醸成を広く図り、誰もが誇れる「夢や希望に溢れるふるさと」を次世代に引き継いでいかなければなりません。そして、そのためには我々メンバー1人ひとりがJAYCEEとしての気概を持ち「明るい豊かなまちづくり」について議論を重ね、労を惜しまずひたむきに運動していくことが重要なのです。

【笑顔溢れる地域へ】
私たちは、「明るい豊かなまちづくり」の実現を目指し運動を行っていますが、果たしてそれは、どのような社会なのでしょうか。ここで言う「豊かさ」は物質的なものではなく、人の心の豊かさこそが重要なのです。人の心が豊かな状態になるのは、夢や希望の実現に向けて行動し、達成されたときです。その結果、人は喜びを感じ笑顔が溢れてくるのです。だからこそ、私たちは夢や希望を描く機会を広く地域の方々に発信し、情熱を燃やせる場が増えていく事によって、笑顔溢れる「明るい豊かなまち」の実現が叶うのだと確信しております。

【次世代の担い手の育成】
まちづくりの原点は人づくりであり、人づくりの原点は子ども達の健全な成長だと私は考えます。昨今、親の経済力や教育への熱意が、子どもの生活態度や学力に大きな影響をあたえ、結果としてその子どもの将来への夢や希望をも左右する、そんな社会に傾きかけています。私たちは子ども達のもって生まれた才能とそれを無限に伸ばす努力の力を信じています。様々な職種や背景をもった私たちJCだからこそ提供できる体験や学びの場を通じて、自分の将来の夢や可能性を信じる子ども達の背中を押していきたいと考えています。そのためにまずは、子どもの鏡である私たち大人が志高き夢を持ち、語り合い、誇れる大人として自分自身成長していかなければなりません。私たちのその背中を見て育った子ども達が、10年後、20年後、まちを動かしてくれる頼もしい担い手となってくれると信じています。

【結びに】
私は、青年会議所に入会して以来多くのことを学ばせていただきました。たくさんの困難や修練を経験しましたが、多くの仲間に助けていただき、その試練よりもはるかに大きな喜びを感じることができました。青年会議所の魅力はさまざまなところにありますが、私は、人と人との繋がりがもたらす「人の輪」こそが、青年会議所の最大の魅力であると感じます。まず私たち自身が一歩踏み出して失敗を恐れず、共に学び、共に悩み、共に笑い、共に分かち合い何事にも臆することなく果敢に挑戦してみようではありませんか。その先には、言葉に表す事の出来ない達成感と喜びを感じ、新たな可能性を発見できます。

全力で行動し、自分自身を成長させ、夢や希望に満ちた笑顔溢れる地域を築いていきましょう。

未来は誰がつくるのだろう
子ども達が描く夢と希望に
きみのために
この地域のために