一般社団法人 深谷青年会議所一般社団法人 深谷青年会議所

会員専用

一般社団法人 深谷青年会議所 2017年度 > レポート > レポートvol.6 「フリースタイルスポーツ」

レポートvol.6 「フリースタイルスポーツ」

概要 沿革

 この地域深谷市に、「誰でも」「いつでも」「世代を超えて」「好きなレベルで」「いろいろなスポーツを」をテーマに継続的に活動できる運営母体を考え、総合型地域スポーツクラブを目指し、一般社団法人フリースタイルスポーツを設立しました。
 総合型地域スポーツクラブとは、小規模、単一種目、同一年齢の特定の仲間によるスポーツクラブではなく、会員は多世代で、複数のスポーツ種目が選択できるスポーツクラブのことで、会員様の入会金、年会費や月会費、指導料、協賛金、助成金、事業収益等を収入源として経営、運営していくものです。また、生涯スポーツ社会実現のため、2000年に国が策定したスポーツ振興基本計画の施策の一つでもあり、全国各地域に最低一つ作ることを目指したものでもありす。
 私たちの目的は、生涯にわたってスポーツを楽しむことができる「場」を地域につくり、定着させることにあり、そのクラブを通じて生涯スポーツ社会の創出に貢献することにあります。スポーツには競争するという一面もありますが、それだけではなく、体力を付けることで健康になったり、ストレスを発散させたり、趣味として楽しんだり、子供の健全発育発達などにも様々な効果や可能性があります。
 「一軍だけが練習をし、二軍は玉拾い」のようなスポーツの場ではなく、各々が満足できるように配慮し、時間を提供していきます。

事業に至った経緯

 幼少期からサッカーを続け、小学校中学校では埼玉県選抜、県北選抜までいくもスポーツトレーナーの存在に憧れ、アメリカに渡る夢を持つ。高校は留学制度のある高校を選択しイギリス留学を1年間経験する。大学は体育大学を選択し、体育学やスポーツ理論、解剖生理学等、スポーツ全般を学ぶ。大学在学中ではコナミスポーツクラブに4年間アスレティックトレーナーとしてのアルバイトを経験し、スポーツクラブ業界についての理解を深める。同時に、大学生活ではキューバダイビングクラブに所属し、4年間海の活動に没頭する。ダイビング活動のレスキュー講習の中で、レスキュー隊の存在に興味を持ち、就職は海上保安官か消防官を考え、消防の仕事がしたいと決断する。平成17年深谷市消防本部に採用され、11年間務める。消防では、消防隊、救助隊、救急隊といった現場活動に従事し、命に係わるさまざまな事を経験し安全管理について学ぶ。ある日を境に、やっぱり人々にスポーツを通して笑顔を届けたいという、かねてから自分が描いていた人生にチャレンジしていきたい気持ちが強くなり、転職を考える。多くの子供たちに、スポーツや遊びを通して、健康にそして健全に育って欲しいと願い、どのような形でスポーツコミュニティの活動をしていけるか、地元や高校、大学時代の友人、先輩、後輩等に働きかけ情報を集める。その中でひとつのモデルとして、総合型地域スポーツクラブに注目し活動、設立を決める。

企業理念

 「誰でも」「いつでも」「世代を超えて」「好きなレベルで」「いろいろなスポーツを」を5本柱として取り組んでいきます。
 幼児から小学生、中学生の子供たちに向けたフリースタイルフットボールスクールを中心に、スポーツ・文化を体験する場を提供し、楽しくをモットーに活動しています。
 私たちのスタンスはピラミッドの頂点に立つような一流選手を育成することではありません。そのスポーツを通じて得られる人間的な成長、自由な発想、コミュニケーションの向上、あいさつ、片づけ、自立心等、心の部分の指導に重点を置き、子供たちに接していきます。
 近い将来はスポーツ・文化活動を通じて地域住民の全ての年代の人の健康増進と地域コミュニティの構築を促進し、スポーツを通じた豊かな生活をおくっていただけるように、さまざまな交流の場や機会を提供していきたいと考えております。
 私たちの目的は、生涯にわたってスポーツを楽しむことができる「場」を地域につくり、定着させることにあり、そのクラブを通じて生涯スポーツ社会の創出に貢献することにあります。
 スポーツには競争するという一面もありますが、それだけではなく、体力を付けることで健康になったり、ストレスを発散させたり、趣味として楽しんだり、子供の健全発育発達などにも様々な効果や可能性があります。
 「一軍だけが練習をし、二軍は玉拾い」のようなスポーツの場ではなく、各々が満足できるように配慮し、時間を提供していきます。

目標としていること

 今現在、今年11 月に福祉分野の新規事業を開始する予定です。児童放課後等デイサービスという、障がい児の放課後サービスです。
 私たちフリースタイルスポーツの特徴であるスポーツを、福祉の分野で運動療育として活かし、こども一人一人に合わせた支援をしていきたい、そしてスポーツの持つ力を信じ、スポーツを通して、誰しもが楽しめる社会へと、少しでもチャレンジしていきたいと思っています。
 「スポーツ」を「福祉」に役立たせられるよう、健康と活力、生き甲斐を生み出していけるような活動をしていきたい、そして誰しもがハッピーな生活を送れるような力を生み出していきたいと。皆が楽しめる生涯スポーツ社会を目指し、新たな取り組みが今の目標です。

にぎわっている秘訣、心がけていること

 駆け出したばかりの組織なので、まだまだ賑わっているとは思っていません。認知度もまだまだですし、企画運営力もまだまだ高めていかなければなりません。それには、自分達だけではなく、多くの人と手を繋ぎ合っていく事が必要で、大事な事だと思います。いろいろな場所に顔を出し、多くの方と良い関係を築いていきたいと思います。