社団法人 深谷青年会議所
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2011年度理事長所信
社団法人深谷青年会議所
理事長 滝澤英之

謙虚にそして大胆に


    現代の日本は、飽食の時代です。食料の半分以上をわが国では輸入しておりますが、 世界規模で天然資源が枯渇し食糧危機が進みつつあるなかで、莫大なエネルギーを 消費して食料を輸入し、食料全体の1割近くを捨てているというのが今の日本の現状です。


    食料のみならず、私たちが生活するうえでの衣服や住居その他身の回りにあるものの原材料は、 植物であれ、動物であれ、もともとはこの世に生を受けた命であり、私たち人間はその命を いただいて生きております。私たちはともすれば、食事前の「いただきます」という感謝の 気持ちですら忘れがちです。豊かな環境で育ってきた私たちは、多くの命に支えられて今を 生きているということと「もったいない」という日本古来の言葉を改めて思い起こすべきでは ないでしょうか。私たちは、周囲のものすべてに感謝する心をもち、今を生きているのではなく 「生かされている」という謙虚な姿勢であり続けることが大切です。


    さて、私たち社団法人深谷青年会議所の活動エリアには、深谷ねぎという全国的に有名な ブランドがあります。深谷ねぎは明治30年頃から本格的栽培が始まりましたが、その後幾多の 改良を加え、甘くておいしい収穫量の多いねぎへと変化していきました。1964年に設立された 深谷青年会議所は2013年に50周年という節目を迎えますが、深谷ねぎと同様に多くの 先輩によってさまざまな運動が提唱され、時には形を変えながら進化し、現在に至っています。 伝統は革新の連続です。ただ、古いものに固執していても、新たな価値は生まれません。 決して現状に満足せず、常に前進しようという姿勢こそが大切です。私たち青年は、大胆な発想で、 自分自身やこの地域にとって何が必要であるかということを常に考えて行動しなければなりません。


    大胆な発想とは前例や固定概念にとらわれない思いきりの良い考えです。大胆な発想をする ためには、まず自分自身に自信がもてるかどうかということが重要です。これしかできないという 消極的な発想ではなく、こんなこともできるかもしれないという自身の可能性を信じていただきたいと 思います。自分を信じることができてはじめて他人を信じることができ、そこに信頼関係が生まれます。 人は自身の心を写す鏡のようなものです。こうしたいと思う自分の気持ちは必ず相手に伝わり、 その思いが強いほど相手は協力してくれるはずです。自身の秘めた能力を肯定し、強い気持ちと 自信を持ち、他人の意見を真摯に受け止めることで、お互いのきずなはより強固なものとなるでしょう。


    私たちが暮らす地域においても同様です。私たちの地域は、風土に根付いた多くの文化があり、大きな 発展の可能性を秘めております。この地域の可能性を信じ、そこに暮らす人たちとは謙虚な姿勢で 交流を図り、大胆な発想で地域の魅力を高めることがこの地域の発展につながるではないでしょうか。


    子どもたちが大人になってからもずっとこの地域に誇りをもち、さらにその子どもたちが将来、この地域に より大きな魅力をつくることができるように、まず私たち自身が地域の魅力となりましょう。 私たちが社団法人深谷青年会議所に入会して心から良かったと思えるように、そして地域の人たちが この団体に入会したいあるいはともに行動したいと思えるように、私たち自身が輝きましょう。 地域の人たちが社団法人深谷青年会議所の事業に参加して本当に良かったと思えるような事業を
「謙虚にそして大胆に」つくっていきましょう。

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